MySQL関数リファレンス

認証時に使用されたユーザー名を確認する (CURRENT_USER)

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書式
CURRENT_USER( )

CURRENT_USER関数を使用することで認証時に使用されたユーザー名を調べることができます。

例１（rootで認証した場合）
mysql> SELECT CURRENT_USER( );
+-----------------+
| CURRENT_USER( ) |
+-----------------+
| root@localhost  |
+-----------------+
1 row in set (0.00 sec)

通常のユーザーである場合、このCURRENT_USER関数はUSER関数と同じ結果を返します。

例２（CURRENT_USER関数とUSER関数の比較1）
mysql> SELECT USER( ), CURRENT_USER( );
+----------------+-----------------+
| USER( )        | CURRENT_USER( ) |
+----------------+-----------------+
| root@localhost | root@localhost  |
+----------------+-----------------+
1 row in set (0.00 sec)

しかし匿名ユーザーでログインして、接続時に指定したユーザー名と認証時に使用されたユーザー名が異なる場合、CURRENT_USER関数はUSER関数が異なる結果を返します。
以下の例３は、接続時に「mysql -u tokumei」とデータベース上に存在しないユーザー名「tokumei」を指定し、匿名ユーザーとしてログインした場合の例です。

例３（CURRENT_USER関数とUSER関数の比較2）
mysql> SELECT USER( ), CURRENT_USER( );
+-------------------+-----------------+
| USER( )           | CURRENT_USER( ) |
+-------------------+-----------------+
| tokumei@localhost | @localhost      |
+-------------------+-----------------+
1 row in set (0.00 sec)
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Cではじまる MySQL の関数 / システム関数

システム関数

接続中のデータベースを確認する （DATABASE）
認証時に使用されたユーザー名を確認する （CURRENT_USER）
接続時に指定されたユーザー名を確認する （USER）
接続時に指定されたユーザー名を確認する （SESSION_USER）
接続時に指定されたユーザー名を確認する （SYSTEM_USER）
MySQLサーバのバージョンを確認する （VERSION）
接続中の接続ＩＤを確認する （CONNECTION_ID）
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Cではじまる MySQL の関数

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CURRENT_USER 認証時に使用されたユーザー名を確認する